メルマガの配信、「数」と「質」について


EC(特にBtoC)において自社の商品、サービスの案内、ニュースなどをメールマガジンで会員に配信するメールマガジン(いわゆるメルマガ)は常識化していますが・・・果たして、自社で配信するメルマガの読者のうちどの位の方が過去に1回でも購入をしたのか?

皆さんきちんと把握されていますか?

当社でもクライアント様方にご協力いただいてサンプル調査をしてみましたが、意外や購入経験者はかなり少ないのに驚かされます。

もちろん業種や、商品、お店の運営年数、リストの収集方法など様々な要素が絡むので一概に○○%位が適切です、とは言えませんが、担当者が感覚的に思っている数字よりははるかに少ない数値です。

しかしながら逆の見方をすれば、極々少ない購入者でかなりの売上を毎月あげていることがわかります。つまりリピーターさん達で売上が支えられている事に驚かされるわけです。

現在多くのショップは「プレゼント」による新規見込み客獲得を行うのが通例ですが、これだけでは「買わない読者」を増やすばかりでなかなか購入客は増えません。しかしながら、プレゼント企画でもやらなければメルマガ読者が短期間に大きく増えることも少なく、パイが少なければ売上も上がらないのでジレンマに陥ってしまいます。

数を増やすのが第一ステップなら購入客の比率を増やす「質」のUPは第二ステップ。

まず、自社のメルマガが実際にはどの位精読され、クリックされて店舗(WEB)へ誘導できているのか計測されたことはありますか?
こういった基礎的な情報を完全でなくとも、ある程度は計測、把握しておくことは当然重要でしょう。

それによって自社のメルマガが長すぎるのか、短すぎるのか?
どんな記事や、商品がクリックを誘っているのかわかるからです。

当社でもメルマガのURLクリック数計測のサービスもスポットで行っていますので活用、問い合わせいただければ幸いです。

さて昨今、大手ショッピングモールでもメール配信への課金制度が発表され多くの有力ショップは少ない配信数でも多くの購入に繋がるメルマガ配信リストの質UPに関心が高まっています。

さて、貴社ならどうやって「質」を高めて行きますか?(^^)