EC、各業種毎の市場熟成度


ネットでお買い物もすっかり認知が高まり、日本の消費者に根付いた感がございます。今や、売って無いモノは無いとも言える状況ですね。

しかしながらそれぞれの「業種」において、その「EC熟成度」はまだまだバラツキがあるように思います。

そこでこんな風に分類してみました。

【熟成度:低】:小規模専門店ばかりでまだ1強が現れていない業種(それぞれの地方特産品、元々アナログでもニッチな業種など)
【熟成度:中】:専門店同士の競合が明らかで顧客も2~3件の店舗比較をしながら買うことが常識化している業種(ワイン、酒、T-シャツ、アクセサリー、健康食品など多数)
【熟成度:高】:小規模専門店の競合に加え、ある程度の大手が圧倒的品揃え、システム、体制で参入し、価格競争が起きている業種(家電、アウトドア、和服、パソコン、カジュアルなど)
あなたの会社がまだこれからの参入を考えていらっしゃる場合そのジャンルの市場熟成度に合った参入の方法があると思われます。
熟成度の低い業種であれば、まだまだ小規模にスタート、トライアンドエラーでノウハウを蓄積しても十分ですが、既に熟成度の進んだ業種である場合は、ある程度の資本を持って大きく始めないと先行者に
はとても勝てないどころか追いつくことすら難しいでしょう。