『売れる』と『儲かる』は違う


多くのオンラインショップさんのご相談を受けていて最も頻繁に受ける質問の一つが

『安くしたら売れますでしょうか?』『売るためには価格を下げなければダメでしょうか?』です。

確かにこのデフレスパイラルの世の中において『価格競争力』と言う のは持っておきたい企業力の一つではあります。

とは言えここで、安易に価格を下げる前にこう自問自答していただき たいです。

『商売の目的は? 売ること? or 儲けること?』

商売の目的はボランティア?では無いはずですね。
お客様のため、世の中のため!と言う理念を掲げている会社でさえ最終的には『儲けるため』にご商売なさっているのでは無いでしょうか?
少なくとも、赤字でも売れる方がいい!と言う方はいないでしょう(^^;)

商売は『儲ける』ために行っているはずですね。

安易な値下げへ走る前に、出来うる限りは商品の付加価値を高める、 魅力を増やす、ソフト(使い方や組み合わせ)を増やすなど、努力を行って価格を下げずに売ることを考えましょう。

それらの努力をやりつくしても価格を下げなければこれ以上売れないそんな状況になったらどうしたら良いのでしょうか?

その場合は、価格を下げても『儲かる』仕組みを考えるのです。

なんだかなぞかけみたいになってしまいましたが。
仕入れ価格の交渉、送料など間接経費削減などなど、安く売っても儲かる仕組みを得るためにやるべき事はまだまだあるのでは無いでしょ
うか?

価格競争力を付けるとは単に安いと言うだけでなくそう言う事ですね。