【人】の重要性社員の話し聞いてあげていますか?


環境変化の激しい昨今、どんな会社であれ以前に比べればかなりの危機感を持って事業に取り組んでおられることでしょう。

環境変化に素早く対応する仕組みが「戦略経営」ではありますが、その中でも「人」の置ける重みは増しているように思います。

環境変化を察知するのも「人」
察知した情報を経営者に伝えるのも「人」
経営理念、戦略にのっとった対策、施策を考えるのも「人」
事業を実行してノウハウを得るのも溜めるのも社員タル「人」

なのですから・・・

船であれ、飛行機であれ、会社であれ船長、機長、社長一人で全体を漕いでいくことは困難です。漕ぎ手である社員一人一人にも常に意識を払い高いモラルとモチベーションで漕いでもらえるように経営者は努力したいところですね。

つい、忙しくて社員・部下からの話しを「適当にやって!」「後にして!」とおざなりにしてはいませんか?
話しかけにくいオーラ(^^;)を背中で発していませんか?

現場を最も知っているのは社員さんですよ!

どんなに忙しくとも、聞いてあげる雰囲気、姿勢、そして仕組みは用意しておきたいものですね。

想像してみてください!
事業のキーとなる社員さんが突然「退職します」と言って来る状況を。

ECの世界も担当者の退職による撤退を余儀なくされる企業さん、店舗さんも少なくありません。せっかく長い時間をかけて培って来たノウハウが「人」を大事にしないばかりに一瞬で会社から消えうせてしまうのです。

ショップページを作る、メルマガを書く、集客キャンペーン企画をする、システム開発をする、ネット向け商品企画、仕入れをする、すべて一人の担当者に集中していませんか?

ECと言う特殊なノウハウであるが故にそれは急には補い代替がきく物ではありません。その「人」を大切にするのはモチロン、経営の観点からは、ノウハウは早く水平展開しておくことも考えましょう。

そして、何より、「人」である社員の心を感じて接して行きたいですね。(^^)