【強み】が無い?いえ気付いてないだけでは?


先日 NHKのTV番組で、寂れた温泉街の社長が落ち込む宿泊客を少しでも取り戻すために色々と頑張っている紹介がされていました。

その取り組みの一つに宿のホームページを作ってアピールしようとパソコンに向かってホームページを作っているシーンがありました。

しかし「宿の特徴」と言う項目で彼の手が止まった。

これと言ってアピールすべき特徴が無いと言うのです。
それこそが彼の、この宿の悩み・・・

アピールすべき特徴が無ければホームページは本来の目的を達成できない。いや、かえって良くない宿であることをアピールしているかもしれません。

しかし、本当にそう(何の特徴も無い)でしょうか?

かつては大勢の観光客で賑わったその宿に本当に何の強みも無いのでしょうか?

確かに、かつての【強み】だった建物や設備は老朽化してもはや【強み】では無いかもしれません・・・

しかし、「お湯」そのものの良さや「田舎の風情」、「郷土料理」 そして地元の事を良く知り、個性豊かな「従業員」などなど・・・ 探して、お客様にサービスとして紹介・提供できるように、少しだけアレンジすれば十分に【強み】となり得るネタは沢山あるものです。

当社に相談に来られる企業様・ショップ様にも多いのですが、要するに自分達には当たり前過ぎて【強み】だと言う事に気付いてないだけの事がたくさんあるのです。

では、どうすれば【強み】を発見できるのか?

簡単です! 自分たちを知らない第三者(お客)に話を聞いてもらえば良いのです。お客様が目を輝かせ、身を乗り出して聞きたがる話が1つや2つはきっとあるはずです。

それが貴社の【強み】です。

それでも気付けない時はウチのようなコンサルタントに「お客の目線」で指摘・助言してもらえば良いのです。(^^)